今回の考察と教訓 自分には何の非もないのに、100万円を失った話


過去3回ほど個人手配で、海外クルーズに行っており(2016 アドリア海 2017 アラスカ 2018 地中海)、その際には、リスクを考えて、すべて出航地に前泊する日程を組んでいたのですが、今回のタヒチは週2便運航で、乗り換えの無い直行便であったため、乗船手続きまで8時間の余裕があれば、まさかクルーズ船に乗り遅れることは無いだろうとの判断で、乗船当日の朝に現地に到着するスケジュールを組みました。

 

それが、まさか47時間遅れとは、想定のレベルをはるかに上回る遅延でした。

毎年クルーズに行くと、

 

・2016年 モスクワで乗り換えの際にロストバゲージで、積み忘れをくらい

      2つ目の寄港地までスーツケースが届かない


・2017年 インフルエンザに罹患して、船内で3日間隔離


・2018年 台風の影響で出発が遅れ、ヒースローで乗り継ぎが遅れ、

     現地に6時間遅れで到着

 

と、必ずトラブルに巻き込まれていましたので、今回くらい無事に旅を終えたい
と思っていましたが、残念ながらそうは問屋が卸してくれませんでした・・・

 

ここまで、想定外のリスクにぶち当たってしまうと、金銭的にも精神的にもダメージが
大きすぎて、しばらく旅行に出ることは難しそうです。

個人で旅行を手配することのリスクを思い知らされた、年末年始でした。

 

〇今回の旅行の教訓

 

  • ツアーに行くなら、なるべく大手の旅行会社を利用しよう。

 

成田に飛行機が戻った時、夜の22時近い時間でしたが、JALパックやJTBのスタッフは、到着ゲートで出迎えてツアー客をきちんと誘導していました。

添乗員同行ツアーのお客さんも、添乗員がきちんと対応していました。

その他のツアー会社は、年末かつ深夜の時間帯のため、対応窓口に電話しても
つながりにくく、そういった会社を利用した人は苦労していたようです。

 

  • 保険でなんとかなったのか?
海外旅行傷害保険(損保ジャパン Offのオーダータイプで、携行品をつけないのがいつものプランです)には入っていましたが、こちらのプランでは、遅延による損害はカバーされません。

クレジットカード(AMEXゴールド)の付帯保険も確認してみましたが、こちらでカバーされるのも遅延により発生した、ホテル代・食事代・交通費などで、遅延により受けられなかったサービスのキャンセルチャージはカバーされないようです。

 

 

「旅行キャンセル保険」

www.tgssi.jp

というものがあるので、こちらに入っていれば何とかなったのかどうか、

調べてみましたが、こちらは、日本発のパッケージツアーにはかけられますが、海外発着のクルーズ単体ではかけることができないようです。

 

よって、このような事態(飛行機の遅延による、海外発着クルーズへの乗船不能

に対応する保険は、日本には存在しません。

もし、「この会社のこの商品であれば、こういう事態に対応しているよ」という

商品があれば、今後の旅行の際には加入を考えますので、ご存知の方は

教えてください。