無念の旅行キャンセル 自分には何の非もないのに、100万円を失った話

  

翌朝 8:00過ぎにエアタヒチヌイのHPをチェックすると、

・10:00から成田空港に対応カウンターが開きます
・故障部品(気象レーダー)の手配ができましたので12/31 13:00 に、代替便が出発します。
・ホテルに関しては連泊可能で食事代も請求可能です

とのリリースが出ていました。

とりあえずプランについていた朝食バイキングを取るため、ホテルのラウンジに

向かうも、あまりにもショックで、自分も母親もまったく食欲は無し。
ほとんど食べず、ドリンクを飲んだくらいでした。

エージェントさんから「途中乗船が可能です」との返信がきていたので、まずは途中乗船が可能かどうかエアタヒチ(国内線)の時刻と空き状況を検索。

 

今回のクルーズののスケジュール

 

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を見つつ、ルートを考えながら

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代替便の到着予定時刻の 12/31の AM5:00から逆算すると、

パペーテ発6:30の国内線

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の飛行機に搭乗すれば、タハア島で乗船できるかもとは思いましたが、そこは一筋縄ではいかないのが、悩みどころでした・・

 

パペーテタヒチ島)から飛行機が飛んでいるのは、タハア島の横にある、ライアテア島

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で、ライアテア島→タハア島の間は、水上タクシーで移動するしかなく、出発前に

その辺の手配を確実に終えておく必要があり、遅れが連鎖すると、最悪の場合、

ライアテア島で行き詰まることになります。

その辺の事情は踏まえつつ、どうなるかカウンターで相談すべく、ホテルをチェックアウトして、成田空港に向かいました。


カウンターに並びながら、周囲の人たちと話すと、ツアーで申し込んだ人たちが多く、個人手配の人たちはほとんどいなかったので、「あぁ、この人たちは旅行を断念しても経済的な損害は無いんだなぁ・・・」 と少しだけ、羨ましくなりました・・

(もちろん連休を取るのは、難しいですし、一生に一度のハネムーンを台無しにされたわけですから、お金が返ってくれば済むハナシではないですけど・・・)
昨日タクシー乗り場で出会った福岡の新婚さんにも再開、2人は2日間遅れでランギロア島に向かうとのこと。


対応してくれたのは、業務を委託されているJALのスタッフ
(相変わらずエアタヒチヌイの職員は出てこないのが、腹が立ちます)

曰く 
パペーテまでの乗り継ぎ便の予約はサポートできるが、自己負担になります。
(ライアテア島までの航空券は、保険に請求すれば自己負担無しで収まりそうでしたが・・)

その他の部分の補償に関して確認して調べてもらいましたが
・規定上、支払えるのは、ホテル代・ホテル・空港間の交通費・食事代 
 以外は難しいそうです。

ここで行くか行かないかの判断をかなり迷いましたが、チェックインの際のオーバーブッキングとターンバックという、通常であればあり得ないことが2回連続で起きていたので、正直言って旅行に関するモチベーションがかなり下がっていて、ライアテア島から先の交通手段の手配にも不安があったので、今回の旅行は断念することにしました。

※後述しますが、この手段を選択しなかったことは結果的に正解でした。


・リスクを回避するには、12/31のパペーテで1泊して、ボラボラ島からクルーズに乗船


という方法もありましたが、12/31 のパペーテにホテルを確保する難しさと、旅行期間が半分になってしまうこともあり、検討から外しました。

結果、成田のホテルに戻りスーツケースをピックアップして、泣く泣く家に戻ることになりました。無念の帰宅の際のスーツケースは本当に重かったです・・


こうして、楽園で過ごす予定の2018年から19年にかけての年末年始は、一転して
悪夢になってしまいました。

※1/6は母の誕生日でもあり、宿泊予定だったモーレア島のホテルには、エージェントさんから連絡もしてもらっていたので、アップグレードやノベルティを期待していました。

クルーズに関しては、ダメもとで別日程に振替が可能かどうか、エージェントさんに確認をお願いしました。

成田空港を15時前に出発し、京成成田でスーツケース回収 → 上野 から 高崎線と乗り継ぎ18時前に高崎に戻りました。


本日はまったく食欲が湧かず、帰宅してビールを軽く飲んで、ふて寝です。