まずは成田空港へ 自分には何の非もないのに、100万円を失った話
- 自分には何の非もないのに、100万円を失った話まさかのチェックインでトラブル
当日は11:30のバスで地元を出発 成田空港まで順調な旅路で
14:00くらいにターミナルに着くことができました。
エアタヒチヌイのチェックインカウンターは、まだ開いておらず
(出発2時間30分前の15:10からとのことでした)、和食の食べ納めということで、
天ぷらそばをいただきながらのんびりカウンターが開くのを待っていました。
15:10を過ぎ、カウンターに並びながら、チェックインをしようとしたところで
最初の悲劇が起こります。
デルタ航空のサイトから印刷したオンラインチケットをJALの係員のお姉さんに渡し、
チェックインが済むのを待っていると、いつもなら数分で発券されるチケットがなかなか発券されず、時間がかかり、何かが起こっている様子。
訝しげにに待っていると、「予約が存在しません」と、まさかの言葉が・・
マイルが引き落とされ、eチケットが発券されているのに、何が起こっているのか
理解できませんでした・・・
カウンター内のJALの係員さんも、まさかの事態に慌てている様子
しばらくして、説明されたのが「デルタ航空での予約は存在しているが、デルタ航空とエアタヒチヌイの間で連絡ミスで連絡の不備があり予約の情報が共有されず、エアタヒチヌイが、本来なら確保されていた筈の席を販売してしまった」
とのこと。
「デルタ航空のマイレージ特典の問題ないので、こちらではなんともできないので、まずはデルタ航空に連絡してください」
と案内され、こちらのスマホで、慌てて、デルタ航空の窓口に連絡。
デルタ航空の担当者に連絡すると、カウンタースタッフに変わってくれと言われ、状況が伝わったようで、ビジネスクラスが満席のため、エコノミーにダウングレードして座席を確保します。とのこと。
補償などについても話をしたかったけど、まずは座席を確保してもらうことが先決で、そこまで気が回らずそれからカウンター外でヤキモキしながら、30分ほど待たされ、搭乗締切時刻の40分前にようやくチケットが発券され、搭乗の目途が付き、あわてて搭乗ゲートに向かいます。
セキュリティと出国手続きを済ませ、速足で搭乗ゲートに向かい、着いたのが締切10分前でした。
なんとか搭乗して、席に座り、幸先の悪いスタートに「せっかくのバカンスに水を差されてツいてないねぇ・・・ まぁ、搭乗できただけでも感謝しないといけないよね・・」と、割り切れない感情を抱きつつも、母親とボヤキながらも一安心は
していたのですが、まさかこの後に、信じられない悲劇が待っているとは、思いもよりませんでした・・
- 悲劇のターンバック
離陸して2時間 ようやく夕飯のサービスが開始される直前に機長から何やらアナウンスが・・
フランス語でよくわからなかったのですが、その後日本語のできるCAさんから、たとたどしい日本語で「機体に不具合が見つかったので、成田空港に引き返します。飛行には支障ありません」という放送が聞こえ、最初は何が起こっているのか理解できませんでした・・・
機内の乗客も、なにやらポカンとしていて、あまりに突然のことで、事の次第がいまいち理解できない様子。
やがて、機内食サービスが開始されるも、メインの暖かい料理は出されず、パンと冷たいメニューのみで、あっという間に下げられ、ドリンクも水のみで、アルコールやソフトドリンクも提供されない最低の機内サービスでした。
(気象レーダーの不具合だったようなので、万が一積乱雲に飛び込むなどのトラブルを想定しての簡便なサービスだったのかもしれません)
それから、2時間半ほど飛んで、成田に着陸するも、降機まで30分ほど待たされました。
降機を待つ間に、現地で送迎をお願いしていた、日本人ドライバーさんにキャンセルの連絡と
とクルーズの手配をお願いしたエージェントさんに、緊急事態発生のメールを送信。
その間にアナウンスされたのが
・成田空港の運用時間を過ぎてしまったため本日中の離陸はできない
(このアナウンスが流れた瞬間、機内にため息が溢れました)
・年末年始のため、ホテルの空きが少なくホテルの部屋の確保の目途は立っていない
・飛行機の再出発の日程は現状ではわからないので、明日朝HPに掲載します
という内容
今回の便のエアタヒチヌイのクルーの対応で目に付いたのが
・自分たちはギャレーで暖かいメニューを食べている
・着陸後にクルー同士でじゃれあいながら、楽しそうにダンス
という、トラブルを起こしておきながら、有り得ない態度でした。
もちろん機体の整備不良や故障に対して、サービスのクルーに責任はありませんが
トラブルで精神的に参っている乗客を前に、その対応をされて
正直、腹立ちを通り越して、なんの感情も湧いてきませんでした・・
飛行機から降り、荷物をピックアップして、失意のまま日本に再入国すると
長蛇の列。行列近くにいた職員(JALのスタッフ)に確認すると「自分でホテルを確保して、改めて請求してください」とのこと。
列の先のスタッフを見ていると、同じことを説明しているようなので、拡声器で案内するか、ビラを用意して
配ればいいのに、わざわざ長蛇の列を形成させて1組1組 同じことを説明する
手際の悪さに腹が立って仕方ありませんでした。
地上スタッフはJALの職員だから、こういう対応には慣れているはずなのに、なんで
こんなに仕切りが悪かったのでしょうか・・
結局自分でスマホからホテルを予約して、タクシーに乗り場に向かうと、今度はタクシー乗り場も長蛇の列!
それもそのはずで、最終便が到着から1時間以上過ぎ、終電も終わった23時の成田空港には、タクシーはほとんどいません。
近くにいた、同じ便に乗っていた福岡の新婚さん(ランギロア島にダイビングに行く予定だったそうです)、南国に行くつもりだったので、クロークにコートを預けてしまったものの、深夜でクロークが閉まっているので、コートを取り出せず、寒さに凍えていました。
30度の南国に行くつもりだったのに、いきなり0度近い、深夜の成田空港に放り出されてしまったのは本当に悲劇でした。
30分ほど待って、ようやくタクシーに乗れ、成田駅近くのホテルにチェックインできたのは0:00を過ぎたくらいでした。
荷物を置いてから、コンビニでビールとお弁当を買い、お風呂に入り、寝たのは1:30くらいでしょうか。
(今回の飛行経路はこちら 経路を見ていただくとわかりますが、成田にターンバックしています)